こんにちは!!ミウルス(Twitter@to_Miurus)です。今回は写真の画像データについてです。私も勉強中になりますが、皆さんの参考になったら嬉しいです!!では、どうぞ~~
デジタル写真のデータについて
デジタル写真のデータについてです。デジタル写真は、映像(アナログ)をデジタルセンサで認識し、アナログデータをデジタルデータとして保管しています。アナログデータをデジタルデータに変換することをアナログ to デジタル 変換(A/D変換)といいます。逆にデジタルデータをアナログ変換することをデジタル to アナログ変換(D/A)変換といいます。い写真の印刷、デジタル画像をD/A変換して、インク等で出力しているということになります。
デジタル画像の種類について
写真のデジタル画像のデータで良く使われるデータは以下の3種類が多いと思います。
次からはこの3種類について簡単に説明していきたいと思います。
- JPEG
- RAW
- TIFF
JPEG画像
JPEGデータは光の3原色で画像を表現します。三原色は赤(R)、緑(G)、青(B)となっています。そして、R,G,Bのそれぞれが8bitのデータでAD変換されています。
R(0~255)、G(0~255)、B(0~255)→これが一つの画素で表現できます!
256×256×256=16,777,216bit
一つの画素で約1,677万色を表現することが可能です。
Z5相当(2,432万画素※計算は簡略化して2,400で計算)であれば、
8bitデータ×3×約2,400万≒5億7600万bit=7200万Byte=72×10^2×10^4=72MByte
という結果になります。
このデータに関して、「離散コサイン変換(DCT)」という手法を用いた圧縮を行い、小さいデータを実現しています。データ量はおおよそ20%~25%くらいになります。つまり、先ほど概算で計算したデータを利用していえば、14.4MB~18.8MBくらいのデータ量になります。
NikonのZ5で言えば、JPEGの保存はFINEで4分の1、NORMALで8分の1、BASICで16分の1のサイズと記載があります。
<https://www.nikon-image.com/products/mirrorless/lineup/z_5/spec.html,株式会社ニコン イメージング ジャパン(製品情報>ミラーレスカメラ>Z5>主な仕様)より>
RAW画像
RAW画像は各画素を12bitや14bitで変換しています。
12bitですと、4,096分割になります。14bitですと、16,384分割になります。
Z5相当(2,432万画素※計算は簡略化して2,400で計算)であれば、
14bitデータ×約2,400万≒3億3600万bit=4200万Byte=42×10^2×10^4=42MByte
という結果になります。
TIFF画像
TIFFデータは各画素のRGBデータをそれぞれ持っています。
R(0~255)、G(0~255)、B(0~255)→この状態のままのデータになっています!
256×256×256=16,777,216bit
非圧縮データになるため、印刷業界等では望まれて使うことが多いと言われています。
まとめ
画像データにおけるファイルの種類について、簡単に記載しました。JPEG撮って出しにしていることが多いですが、そのデータがどのような種類になっていて、どれくらいのデータ量になるのかが何となくイメージつくようになったのではないかと思います。
久しぶりにA/D変換、D/A変換について記事を書いた気がします。
では、また。