こんにちは!!ミウルス(Twitter@to_Miurus)です。今回はレンズの製品紹介ページ等に掲載のあるMTF曲線についてです。私もカメラについては勉強中になりますが、皆さんの参考になったら嬉しいです!!では、どうぞ~~
MTF曲線って
MTFは(Modulation Transfer Function)はレンズ性能を評価する指標のひとつになり、被写体が持つメイドの差(コントラスト)を空間周波数特性として表現したものになります。
黒と白の縞模様の線を撮影した際にどれくらいの精度で表現できているのかを示しています。0から1の数字で値が表現されており、1に近いと性能が良いことになります。
M10とS10といった表現がレンズの性能として各メーカーのHPに掲載がありますが、MとSってなんなんだろうって思ったことないでしょうか?
M(メリジオナル方向(放射方向))、S(サジタル方向(同心円方向))を意味しています。
次の図のイメージですね。
空間周波数(10本/mm、30本/mm)が各方向でどれくらい描画できているのかを意味しています。レンズの数値が横軸が20mmと少しの数値になっていますが、幅×高さ:36mm×24mmの対角線の長さの半分が、三平方の定理より求めると約21.6333mmとなっているからということみたいです。※36×36+24×24=1,296+576=1,872、1,872^0.5≒43.2666,これの半分なので、21.6333。
〇10で表現される10本/mmの数値が1に近いほどコントラストが良くてヌケが良いレンズになり、30本/mmの数値が高いほど高解像なレンズになります。
※〇はS、Mのどちらかが入ると思ってください。
MTF曲線では、色にじみやボケの評価などは評価できないので、MTF曲線は性能を評価する尺度の一つとして活用する必要があります。
まとめ
今回はレンズの性能値のひとつである、MTF曲線について記事を書きました。その他のレンズの数値も見ながら、購入を検討していきたいですね。実物をレンタル等で借りて試すこともありだと思いますが。。。
では、皆さん、良いカメラライフを~~~